「日と影日の当たるもの支える影、誰のために生きるのか影は」
最近話題の作品を次々と出している百田尚樹、この作品も最後は涙涙だった。ここまで支えるのか影。姿を見せずに日の基で突き進む人を支える。こんなことができるのか!己を殺して、日のためにそこまで生きるのか。
下士の長男でいかにも真直な勘一、中士の次男だが文武に優れる彦四郎、その二人を取り巻く世界。侍といってもその中では身分がはっきりしていたし、差別意識はかなり強い。でもその逆境に耐える、そんな強さを知った。
こんな二人の出会いと別れ、相手の思っていた真実は!とストーリーの淀みない流れに次へ次へと読みたくなる。
物語の最後に分かる真の強さとは何なのかを。
これから百田尚樹作品を是非とも読んでいきたい気がする。いや読みたい!!
posted by west32 at 15:54| 大阪 ☁|
Comment(2)
|
TrackBack(1)
|
本
|
|