2011年05月31日

マイナス・ゼロ:広瀬正

「昭和38年から戦前へ戻り過去繰り返す俊夫」

かつて読んだときいいなぁと思ったが、過去読んだことのカケラが散らばってるのでなんか混乱、デジャブのようにでちゃった。
でもタイムマシンを使って過去に戻れば確かにタイムパラドックス的に変なことが出てくる。
うまい作りだとは思うが、ちょっと混乱してしまった。過去の私は現在の私で過去の私でもある。そして子は??
今売ってる本はこれ
ラベル:広瀬正
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2011年05月29日

ツィス:広瀬正

「聞こえる聞こえないツィスの音気にすればするほど聞こえてくる音」

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久々の広瀬正の二冊目、今度は自らの蔵書、77年の全集から。
音がすると言われ、気になりだすとどこまでも、私もあなたも,,,,そうなると聞こえないのは変となり、だんだん皆が聞こえてくる。
このパニック騒動、引き込まれていく。
東京からの疎開ということで計画がなされ、次々と。これって今の東北も当たるんだ。色々な問題はあるが、それなりに沈着冷静な日本人が描かれ興味深い。
現在入手できるのは
ラベル:広瀬正
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2011年05月28日

エロス:広瀬正

「もしあの時と大歌手振り返れば二つの世界交差する今」

古本屋で見つけた広瀬正さん、自宅には全集があるんだが久々に読みたくなり購入、電車の中で読みながら、夕食中も、夕食後もと一機読みを。
さすが広瀬さん、What if?、うまい作りだ。現在の大歌手がもしあのとき出会いがなかったらと....現在につながる過去と、もう一つの過去が綴られる。この対比が面白い。歌手にならなかった赤井みつ子、ヌードモデルに。そして帝大生慎一は....
二つの世界をうまく作っている、今につながる過去、それは世界大戦につながるツライ歴史。

広瀬さんの作品は星さんと同じように、今ってのがそれほど強く出ていないので、ここに描かれる今は70年台なのだが、ちっとも古ぼけていない。過去の部分はもちろん戦前・戦中なので歴史通り。
何年経っても味わえるこんな作品っていい作品だな。


登場人物
大歌手 橘百合子と博士 片桐慎一
ラベル:広瀬正
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2011年05月26日

【読みかけ】小暮写真館:宮部みゆき

「待って待って待った本人の思い出写真にどっぷりいつまでも」

ちょっと怖いようなお話だけど、人の思いがこもった写真にまつわるお話心和む。ゆっくり読みたいが、本の借り出し期限が迫ってきた。拾い読みするのはモッタイナイようなお話の数々、やっぱり無理せずに。
次のいつかの機会にまた借りて読むようにしよう、楽しみはあとで。
ラベル:宮部みゆき
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2011年05月22日

【拾い読み】減らす技術:レオ・バボータ

「集中して集中して大切なことのみそれがゴールへの道」

レオ・バボータ
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-08-05

今流行のシンプルを目指す本。なるほどと思いつつ、結局やりたいことが一杯の悲しい私。

俳句を例に、減らすことの重要性を述べてくれるがそれは当たってると思う。ただ俳句をつくるための時間は相当かかる、言葉を選んで、そいでそいで作るんだからその労力は並大抵でない。その店が時間がかかるんだ。
「書く量を減らす」「オフラインで仕事する」ってこれって良い言葉。是非活用したい。
「〇〇をやらなければ」ではなく、「〇〇をしたい」と思わせるのが最高のモチベーションというのは当たってる。好きこそものの上手なれともいうし、やりたいと思ってするのがいい。でも今の私は欲張りすぎだから。
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アンナの工場観光:荻野 アンナ

「遊びは色々現場を見るだけでなく捕まえる隠れたこともの」

最近工場見学の本がはやっているが、彼女のこの工場見学は93年頃、もう20年前だ。そんな頃にこんな面白いことをしていたんだ。
工場で真剣に見るだけでなく、何かもって帰るものはないかと探し、ゲット。行き帰りには地元や経由地の美味しいものをパクパク、ガブガブ。楽しんで色々な知識を知ることができる。なんて楽しいんだ。
私もそんな思いで出かけているので、共感♪
ラベル:荻野アンナ
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2011年05月17日

【読みかけ】”文学少女”と死にたがりの道化:野村美月

「覆面作家と文学少女幽霊まで高校生ウキウキ」


中学高校生時代にジュブナイルで読んでた本のノリ、軽くて惹かれる。ある意味中学時代に載っていそうな作品。

本を食べるシュールな少女、天野遠子(とおこ)
美少女覆面だったぼく、井上心葉(このは)
ラベル:野村美月
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2011年05月14日

乳業工学:林 弘通,福島 正義

「乳牛ちゃんの表紙絵たのしくミルク製品あれこれ作り方」

林 弘通,福島 正義
幸書房
発売日:1998-05

牛乳からバターやチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなど色々作られるということは知っていたが、あまりその詳細に興味なかった。今回この本で知って、へぇ!へぇ!へぇ!と改めて面白いなぁ。
牛乳は品質を保つため冷やされるが、そのあと熱で殺菌され、遠心などで脂肪分を分離、つまりクリームと脱脂乳にわける。その上で発酵させたり、乾燥させたり、冷やしたりして色々な乳製品を作る。そんな意味で工場では冷・熱ともに必要なエネルギーだ。
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2011年05月13日

省エネ法・温対法対応”究極”マニュアル:村井哲之

「法のおさらい大規模から小規模へガス排出算定明確に」


まずはお手軽に勉強の手始め。

省エネ法:事業所単位から事業者単位に、よって小売業や飲食店、オフィースまで含まれるように
温対法:排出量の報告を
ラベル:村井哲之
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大江戸ボランティア事情:石川 英輔、田中 優子

「助け合い楽しく生活江戸長屋今と比べてどっちが豊か」

なかなか読んでいて江戸時代を見直すことになった。60万人都市江戸、武士が管理するのではなくお互いの助け合いで生きていた世界、今の世界とくれべりゃそれなりに嫌な点もあるが、見方によったら良い世界。西欧は侵略でガンガン行ってたが、日本は鎖国の中で豊かに♪そんな世界があるんだ。
お二人のおっしゃるように、批判するでなく、それなりに価値を認めて今にも適用できる何かを得ることがいいのかな。
SFの石川英輔さんと江戸時代を研究している田中優子さん、このコラボ面白い。もっともっと日本の昔ながらの中の良さを知りたい。
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2011年05月12日

定年前に読むブッダのことば:秋庭 道博

「まだもうと思う定年心構え人生いつも手習いと知る」



本の中から
・生涯現役の三カ条:好奇心を持ち続ける、自信を持ち続ける、仲間を持ち続ける
 →好奇心、自信は持ち続けてると思うけど、仲間は持ち続けてるかなぁ、なんか最近仲間との関係が薄くなってる。そうだ!新しい仲間をつくろう。
続きを読む
ラベル:秋庭道博
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2011年05月11日

【チョイ読み】ピンチテクノロジー―省エネルギー解析の手法と実際

「熱の放出側と受け取り手両方をみて省エネのポイントを」

先日読んだ本、「産業用ヒートポンプ」で熱の送受について書かれていたが、ここで分かった。ピンチテクノロジーなんだ。これを使って省エネのポイントを知る。

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電気のチカラ―低炭素社会を実現する技術

「電化推進で温暖化防止をそんな思いをこめて電気」

現在の私たちの生活は電気に頼っている。一方電気というのは効率的によく、もしこの電気を地球温暖化に望ましい形で作り出せば、温暖化対策は可能。
それは分かるが、電気、電気と一つに頼るのはいかがなものか?セキュリティー上色々な選択肢も必要と思う。
でも電気っていいよね、やっぱり電気にもっとのめりこみたい。
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空気圧のQ&A:メカトロブックス編集委員会

「電気じゃなく空気で動かす動かすシステムが空気でできてるんだ」

メカトロブックス編集委員会
科学図書出版
発売日:2007-05

個別のQの答えって感じであるので、それぞれは分かり易い。また何度も何度も機器、記号、内容とそれぞれで説明があるので理解が負荷まる。でも何度も前に戻ってみないといけない気がする。復習と思えばそれはそれなりに良いのかもしれないが。
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2011年05月09日

<チョイ読み>「核」論、食品ものづくり学

「図書館で借りては返す時間切れ次の機会にと名残惜しく」

今、フクシマで揺れるとき、こんな本を。
「ゴジラ」の悲しさは知ってたが、アトムの二重性をシラナンダ、今度「アトム大使」を読みたくなった。

色々モノつくりの本あれど、食品をまじめに追っかけてる良い本。イラスト本を卒業したらこれで、そして次の専門書へと。
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インド名日々:流水りんこ

「インドにどっぷりりんこさん今度は子連れで帰郷走り回る子」

流水 りんこ
朝日ソノラマ
発売日:2000-09

やっぱり面白い文化的なギャップ。インドは酷いところも多々あるが、酷くないところは....ないかも?とっていも現地でインド人とのやり取り、きついけど面白い。
こんな生活ようするなぁ。子どももこれからどうなるのか?両方のギャップは激しいもの。

ラベル:流水りんこ
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2011年05月08日

メカトロニクスTheビギニング:西田 麻美

「メカとエレキ、ソフト三位一帯そんな合わせ技で動くんだ」


機械屋さんが書いたメカトロ、ロボット、のお話。
電気屋の私には分かり難い機械をきちんと分かり易く書いて頂き感謝、もちろん機械屋さんの目で書いているので電気屋には分かり難いことや、当たり前のことが書いてあるが、やっぱり合わせ技でものができているんだ。そんなことがわかってなんか楽しくなってくる。
著者は女性の機械屋さんなのでかわいらしい絵が書かれているのも楽しい。RC
ラベル:西田麻美 KRC
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【拾い読み】人はなぜ逃げおくれるのか:広瀬 弘忠

「安全の代償鈍感ついていけず過去からの戒めも無に」


東日本大震災の今、まさに当たってる私たちの動き、安全に馴れて災害の恐怖は忘れ、災害にあってももう感覚が分からなくなる。予知ができても結局は人は対応しないかも。
今一度自分たちのことを見つめ直す必要がある。

今度は腰を落ち着けてじっくり読もう。
ラベル:広瀬弘忠
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【拾い読み】日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか:武田恒泰

「自国をみようとしない私たちでも誇りとすべき自分の国」


卑下することが美徳と間違って考えてしまう私たち、自国に熱くなることがいけないように思ってしまう私たち、でもオリンピックでは自国の選手がかつとうれしいよね、自分の国を認めたいよね、東日本大地震で落ち込みそうになっている私たち。でも私たちはそれなりにやってきたし、これからも誇りを持ってやっていけるんだ。そんな今良い書籍。
世界で人気があるといわれ、ミシュランでも三ツ星の店は多い、もったいないはそのとおりの言い言葉で世界に広がってるし、どこにも敵をつくらない日本の外交ってのもしれなりのもの、自然を大切にし、その中で生きてきたからこそ、「いただきます」と命を頂く尊さをいえる私たち。うん、心から日本を愛したいね。
PS 天皇をあまりにも美化しすぎる点は気になるが、まぁ象徴として必要かなぁ。
ラベル:武田恒泰
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2011年05月06日

【拾い読み】モノづくり解体新書SELECT I・II

「へぇほぉと驚くばかりの作り方シャーペン、ビール、チーズとあれこれ」

色々なものつくりって面白い、人間は色々工夫してつくってる。こんな風にしてつくってるんだと惚れぼれと
気になったモノ
I:シームレスパイプ、板ガラス、ドライアイス、雑誌(製本)、お茶、チーズ、バター、電気
II:新聞、マーガリン、都市ガス
ラベル:KRC
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