2011年11月28日

ブレードランナー2:ケヴィン・ウェイン ジーター

「人間とはレプリカントとは違いは誰が本当の人なのか」


映画、ブレードランナーの続編をイメージして作られた作品、うまく映画を引き継いでなおかつ、元々のディックの本、リドリーの映画の世界感の中での新しい続きとして面白い。なんといっても人かレプリカントか何がそれを決めるのか、本当の人間とは何なのかと改めて私たちに考えさせてくれるくれる。
何を持って人というのだろうか?この疑問はどこまでも心に残り、いつまでも考え続けてしまう作品だ。レプリカントを片づけたらそれは「殺した」「処分した」....言葉だけが踊る世界。真実は定義不能、なぜなら人とはという定義ができないから。


英語っていいなぁと思う、テンプレートという言葉にあわせて、テンプラントという言葉がを作れる、英語は単語の後ろにうまくつけて人や物にできるって簡単。

この作品の続きに「ブレードランナー3」もあるらしい、ちょっと読みたい本だ。
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エンジニアリング・ファシリテーション - 話し合いをうまくまとめるコミュニケーション・スキル-:大石 加奈子

「エンジニアの集まりで成果上がる認めてフィードバックで解決」

コーチング、ファシリテーション、色々なチーム力発揮の手段、QCでも使うスキル。主体性が協働、成果につながる。
高専、大学でその活用をし、ビジネスの場にも同様の手法を。
今までQCCでもやって来たこんな方法、チームビルディングから得られるもの。
おさらいとしてやさしく教えてくれる。
ラベル:大石加奈子 KRC
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2011年11月27日

【拾い読み】図書館員への招待:塩見 昇

「司書になりたい人へ司書からのことばこんな仕事、こうしてなるんや」

塩見 昇
教育史料出版会
発売日:2004-06


ちょっと時間がなくて拾い読みになって残念、でも司書ってこんな仕事でこうやってなるのか、こんな勉強が要るのかと色々分った。
もう一度次の人生があればやってみたい。
ラベル:塩見昇
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2011年11月24日

ゼロからの統計学:竹田茂生・藤木 清

「エクセルで統計分析ちゃちゃっと誰でも分かる誰でもできる」

竹田 茂生,藤木 清
くろしお出版
発売日:2010-04-10

統計の基礎的な考え方を、大学祭での出店検討というテーマで分かりやすく、実際に使えるような形での説明。大学生がサークルでみんなで議論しながらのような形で、親しみやすい。
またデータをエクセルで分析できるが、すでに入力されたデータを自分で操作しながら結果を得るので具体的につかみやすい。今までの説明本では計算がやたらめった難しくてしんどいので、こんな形でのはっきり使い方を示してくれるのがうれしい。
でもこんなに簡単に結果が出るなら、その統計値、分析結果をしらずに使いそうで、良いような悪いようなジレンマがある。

とにかく、分かりやすくて具体的で良い本♪
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2011年11月20日

赤い指:東野圭吾

「少女を殺したのは誰と追う刑事に身内犯人隠す夫婦」

東野 圭吾
講談社
発売日:2009-08-12

最後はやっぱり親が子を思う心に泣かされる。親ばかもいるけどここまでして,,,と。
でも少女が殺されることから描かれるのはツライ。なんとか出来なかったのだろうかと。
ラベル:東野圭吾
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2011年11月18日

やさしい実験計画法:高橋信

「データから分析、仮説から検証とモノの見方を知る方法」

実験をやるのはそこから結果を得ることが必要。
そのとき
 検証型:仮説を立てて検証して成否を決める。
 探索型:データを分析して結果を知る。
何かを確かめるため、得るために実験は行う。

学生時代にやった、分散分析、多変量解析の基礎的な考え方。懐かしい。
ラベル:高橋信
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失敗した環境援助:李 賢映,上野 貴弘

「水力の開発保全から援助を先進化の始まり水力」
過去の文献を読み込んで作られたレポート、結論は「水力発電開発と技術移転で途上国援助をすべし、エネルギー需要はCO2排出の少ない電源の水力で」とのこと。
過去の先進国の事実としては、水力発電で工業化の初期をというのは良くわかるし、分散型電源としての太陽光発電、小水力のよる地方電化が結局保守面で、収支面で困難なのも分かる。
でも....なんで水力電源開発するのだろう、やっぱり環境破壊はまずいし、中国のやっているような環境ガイドラインを定めずにの乱開発はおかしい。
これからの時代、水力による工業化、開発、温暖化対策は、ちょっと難しい。個別化、差別化による動きが大切だろう。
ラベル:李賢映 上野貴弘
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2011年11月16日

メイキング・オブ・ブレードランナー:ポール・M・サイモン

「作りながら変わっていく映画上映されながらも変わっていく」

ポール・M. サモン
ソニーマガジンズ
発売日:1997-03

今日、ブレードランナーのメイキング映画『デンジャラスデイズ』を観て、さて本作を観たいなぁと思いつつ見つからず、結局このメイキング映画の原作、つまり今日観た映画のもとの本を見つけて借りた。(ちょっと言葉が複雑)

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2011年11月08日

【拾い読み】炉の歴史物語:杉田清

「炉は工業のもと熱使って作り出す、加工するモノ・エネルギー」

ちょっと誘導炉を勉強する必要があったが、なんか意味がわかり難い。それでそもそもの「炉」を知りたくこの本を入手。
素人向けに読み物として炉を紹介してくれている。確かに火力発電所や原子力発電所でも炉はあり、製鉄所やごみ焼却も炉だ。炉の一種には電子レンジもある。私たちの身近な存在「炉」
もう少し時間をとって読み物として読めば面白いんだろうなぁ。
ラベル:杉田清 KRC
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古本屋開業入門:喜多村拓

「頑固おやじがみっちり教えてくれる辛いしんどい失敗談」

本気で仕事を教えてくれる喜多村親父、でもしんどいことばかりで随分しんどそう、それでもやりたい人にということですね。
万引きに本を盗まれ、同業者に良書を安い値段で売ってしまい、日光や雨に晒され、なんせ大変。でもうまく本を手に入れることができたり、思わぬ掘り出し物を安く手に入れたり、ネットで客がついたり、楽しみも一杯。
本音の言葉の数々、かなりキツイけどそれでもやりたい人には良いんだろうなぁ、私には無理です。
ラベル:喜多村拓
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2011年11月07日

【書評】プリズム:百田尚樹

「あなたは誰複数の中の彼のミステリアスさに揺れる私」


プリズム
  • 百田尚樹
  • 幻冬舎
  • 1575円
Amazonで購入
書評

発「百田さんの魅力に惹かれつい手出し」
概「恋愛モノの常掴めぬ彼惹かれ彼の中の彼探す私」
得「光はプリズムで分けられ人もまた人格は個の人格から」
結「今も昔もミステリアスの魅力」

west32の書評
ラベル:百田尚樹
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2011年11月06日

図書館のお手伝い

「本が好きでも扱うのは疲れる本は重いし魅力的過ぎる」

アジア図書館のバザーのお手伝いをする予定が、雨のため出店中止であり、バザー手伝いの代わりに、裏方仕事、図書館の本の整理のお手伝いをした。

37万冊の図書があるとのこと!
徐々にラべリング整理をしつつ、図書の寄付受付をして入荷する図書も多い中、徐々に徐々に図書館としての体裁を整えつつある。書庫2階は本棚にラべリング済みの図書が整理され、図書館らしくなっている。その一方整理中の図書はとてるもなく多い。
今回はラべリング済みの図書を箱から出して一時整理用の書棚に入れる作業をお手伝いさせて頂いたが、やっぱり本は重い!!!たった本棚一本分だが、箱づめの図書を棚に移していると...変にこだわりで並べている私がいた。
そして腰が痛い。本屋さんもだけど、やっぱり図書関係の仕事は重労働だ。
その一方、整理しながら本が読みたくなるのは....あまりにも魅力的。

PS 読みたい本が一杯〜♪ 読む時間が欲しかった。
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2011年11月05日

プリズム:百田尚樹

「あなたは誰複数の中の彼のミステリアスさに揺れる私」

百田 尚樹
幻冬舎
発売日:2011-10-06

「あなたは誰複数の中の彼のミステリアスさに揺れる私」


発「百田さんの魅力に惹かれつい手出し」
概「恋愛モノの常掴めぬ彼惹かれ彼の中の彼探す私」
得「光はプリズムで分けられ人もまた人格は個の人格から」
結「今も昔もミステリアスの魅力」
ラベル:百田尚樹
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2011年11月04日

盗まれた街:ジャック・フィニイ

「次から次知り合いがそうじゃなくなる淡々とした不気味さ冷たく」

ジャック・フィニイ
早川書房
発売日:2007-09-20


何度か映画化されている作品、学生時代にも読んだかもしれないが、なんとなく気になっていた本。
久々に読んで引き込まれた。決して派手なアクション、血なまぐさいものがあるわけじゃないのに、淡々と描かれた周りの人々の他人になっていく姿、怖い。
文章で書かれたり、映像で見せるのではなく、読んで読み手が想像してその怖さ、これは本当に怖い。このようなのが素晴らしいホラーだと思う。これはSFだったんだけど。
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2011年11月03日

【拾い読み】夜は短し歩けよ乙女:森見 登美彦

「ありそうで絶対無い酔っ払い話男の子が想う女の子」

森見 登美彦
角川グループパブリッシング
発売日:2008-12-25

学生のころなら自分たちの発行するガリ版雑誌で書いているような話。
今の私にはついていけなく中途で読了。
ラベル:森見登美彦
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【拾い読み】あの日にドライブ:荻原 浩

「振り返りなぜこだわる過去のひと時今もまたすがるだけの夢」


荻原さんの作品だからきっとと思いながらそれがなかった。
出世の夢やぶれ、今はタクシー運転手。前がどれだけのもの?いまが何が酷いの?そんな彼のわがままな気持ちに馴染めない。現在も過去も否定だけの彼、そんな話を淡々と続けられてはちょっとしんどい。作品を読んでもちっとも興味湧かない。
ラベル:荻原浩
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フラッシュフォワード:ロバート・J・ソウヤー

「先のこと分かれば良くも悪くももっと知りたい自分はどうなるの」


アメリカのTVドラマの原作、どうだろうかと読んだが引き込まれるストーリー。
大規模実験の副産物?として21年後の未来を2分間みた人類、全員にチャンスが与えられエッという年老いた自分をみて喜ぶ人嘆く人、そして何もみれなかった人....未来の妻は夫は、何をみたのかで本当に恐ろしい。
その世界に進むのなら怖い、自分がどうしてもそうなるのかと思うと。
でも21年という年月は長い、40台の主人公はもう60台に、10歳の子が30に。大きな変化だ。
私自身は21年前の私は今のようだとは想像すらできなかった。だから今から21年後といわれても、未来が、いや可能性というべきか、それがなくなることが怖い。自分の未来は知らずに居たい。
この小説はその世界をみせてくれる。
主人公ロイドはカナダ人、舞台はスイス、もう一人の主人公はギリシャ人テオ、また主人公の一人に、ミチコ・コムラという日本人や日本というものも描かれる。本当に世界をまたにかけた小説だ。
この中で取り挙げられる本に「クリスマスキャロル」「オイディプス王」・・・
posted by west32 at 15:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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