2010年07月04日

ポーの一族1・2・3(フラワーコミックス):萩尾望都

「バンパネラ一族連作集悲しみで永遠の命生きる」

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家族が40年ほど前に買った本が手に入った。(文庫版感想はこちら
かなりボロボロで本がバラバラになってるが、また楽しめた。この作品集は、文庫版と違い古いものだけが入っており、テーマの違う少女コミック作品も含まれる。(このシリーズはまだ4と5があった!!)

再び読んでみてもやっぱり面白い。なんでひかれるのだろうか?それはエドガーの人に対する冷たい性格、妹メリーベルへの思い、引き込んだアランへの思いやり、それが切々と述べられているから。
そして一番は、バンパネラという存在、バラを食し、血を求め人を求める。その一方仲間を増やすことも!いつまでも年を取らない存在として伝説の彼ら、うまい表現だ。
アン・ライスのバンパネラシリーズも同じだし、あちらは例えこれを真似ているとしてもこのテーマ面白い。あっちも続きを読みたい。



ラベル:萩尾望都
posted by west32 at 18:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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