2007年01月06日

暗いところで待ち合わせ:乙一

昨日映画を見て思わず買ってしまったが、本当に良かった。
目が見えなくなって誰にも沿わずひっそりと生きるミチル、人との関わりを避けて生きてきたアキヒコ。駅のホームからの落下殺人事件を期に、ミチルの家にひっそりと忍びこんで息を潜めて見つめているアキヒコの行動を読んでいると、こちらも息をのんでじっと二人の動きを見てしまう。
二人それぞれ人との接触を避けるように生きてきたって点、変に私も共感するところがある。最後の方の言葉で納得。「いつも居心地の悪さを感じていた。・・・・・必要だったのは場所ではなかった。・・・自分の存在を許す人間だった」
乙一の最高傑作といわれるだけあって一気に読み。こんな作品なら彼のをもっと読みたい。


登場人物
ミチル、アキヒロ、カズエ、ハルミ、松永トシオ

PS 映画の描写はそれなりに原作に忠実だったが、わからない点があった。
   そこがわかった。本を読んでから映画を見た方が良かったかも....
   映画の感想はこちら
ラベル:乙一
posted by west32 at 21:42| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
こんなブログも持っていらっしゃったのですね・・・。
本の感想を書こうとやって来たのですが、驚きました・・・。

で、本・・・。ラストの二人(ミチルとアキヒロ)の心理描写が厚くて、ラストにぐぐっと引き込まれました。
やはり本には本の迫力・重厚さがありますね。
それから、“意外な”作者の「あとがき」が“意外に”興味深く感じました。
乙一さんをより身近に感じました。
Posted by ぺろんぱ at 2007年01月10日 21:11
ぺろんぱさん、お出で頂きありがとうございます。

この本のあとがきは変わっていますよね。
乙一さん自身の言葉なんですが....作品にわずかに触れただけで殆ど違う話....乙一さんが太っていたとか....

映画と本を比べることはできないですが、映画には映画なりの、本には本なりの良さがあるんですよね。
Posted by west32 at 2007年01月14日 15:15
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