2007年07月17日

<書評>グラデュエーション デイ―未来を変える24のメッセージ:アンドリュー・アルバネーゼ

<一言>
時代が変わっても大学卒業ってのは一つの新しい旅立ち。これからを担う若者へ、未来への新しい希望に向けて贈る24の言葉。


グラデュエーション デイ―未来を変える24のメッセージ
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書評/歴史・記録(NF)



★★★★★★★★★★ west32書評 ★★★★★★★★★★

アメリカの大学の卒業式で述べられる24の言葉、アメリカという国のせいか、未来は君にある!とでもいうべき、これからの若者達に向けての言葉が綴られる。大学の卒業式、このハレの舞台で、将来ある若き彼ら卒業生はこの言葉を聞き、何を考え、これからどう人生を生きるのだろうか。そんな言葉を私達もかみしめてみたい。

この本から何人かの言葉を抜粋すると、
 起業家ティム・オライリー「失敗するのを恐れないでください」
 映画監督スティーブン・スピルバーグ「好奇心から怖いもの知らずが生まれる」
 軍人コリン・パウエルが「多様性のなかにある力を見いだせ」
 野球選手ハンク・アーロンが「一瞬を逃がさないよう、しっかり準備しておくこと」
 俳優ジョディー・フォスターが「私たちの未来は皆さんのその手に握られています」
 ミュージシャン スティングが「(成功しようが、成功しなくても)僕たちは魂を癒すような何かをしているんだ」。
それぞれ、大学を巣立って行く若き人達への未来へのメッセージだ。

日本においても、大学卒業ってのは社会に出る前の最後の場である。卒業式にはさぞかし色々なスピーチがあっただろうし、このような未来に向かってのすばらしい言葉が若者に向けられているんだろう。ただ、ひるがえって言葉を受けた側として私達は自分の卒業の時に頂いた言葉って覚えているだろうか?否、私のときはもう20年以上前になるが、誰から頂いたんだろう、それさえ覚えていない。この本の中でも何人かのスピーカーがおっしゃっているように、当事者は必ずしも覚えていない。しかし、その中の何人かは心にその言葉を残し次への糧にしている。

こうやってまとめて読んでみると、今更のように各スピーカーの言葉は心にしみる。大学卒業というのは大人への旅立ちの一つのポイント。これからを担う若者へ、未来への新しい希望に向けて贈られた24のスピーチ。今ここで私達もその言葉を一緒に味わってみようではないか。
posted by west32 at 22:01| 大阪 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本で卒業、というと「終わり」の印象が強いように思えます。
英語では Commencement と言うそうですが、文字通り「始まり」のイメージなのでしょうね。
Posted by su at 2007年07月18日 00:06
そうですね、「卒業」が「はじまり」ですね。
英語では面白いつながりがありますね。

私自身はこの本を読んで、アメリカの大学卒業式って、親や家族が沢山来ていて、なんか子供の成人式って感じがしました。
Posted by west32 at 2007年07月18日 06:28
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