2007年10月13日

<書評>今日の早川さん:coco

(一言)本好きの心、良くわかっているネ。
一部のマニアチックな感じはするが、確かに本好きの心を的確に良く表現している。
PS 学生時代に、仲間内でよくしゃべっていたことに似ているなぁというのが第一印象。


今日の早川さん
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livedoor BOOKS
書評/SF&ファンタジー


★★★★★★★★★★ west32書評 ★★★★★★★★★★

人って衣食住という基本的なことは必要だけど、その上で色々なことが好きだ。スポーツが好きだったり、映画が好きだったり、旅行が好きだったり....そして本が好きだったりする。好きだったり夢中になったりするし、段々高じて行くと、もっともっと突き詰めたい、それでなくてはならないとか、それしかない!とマニアックになってくる。部外者がその人達をみていたら面白いし、それって話のネタになる。

本好きってのも、他の人から見てると色々面白い行動がある。本といっても中には色々なジャンルがあり、ミステリーが好きだったり、コミック、恋愛モノ、詩・随筆あるいは歴史書が好きだという人もいる。それぞれの分野のマニアは情報収集がすばらしく、自宅でも本をきちんと整理しているし、最近ではブログでも情報収集、発信を行っている。

この本で今回取り上げられている主人公達のジャンルは、どちらかといえばオタクっぽい分野、SF、ホラーを中心にしている。

このマンガの主人公、SF者の早川量子さん、ホラーマニアの帆掛舟さん、純文学読みの岩波文子さん、ライトノベルファンの富士見延流さん、レア本好きの国生寛子さん....この名前がをみて、もう場面設定や内容は明らか。あとはどうこの役者を使いこなすか。もともとブログで書かれていたので読み手の反応を見ながら書き続けているので、どんどんうまく練られていったと感じられる。

主人公は早川さん達だから、この現代では非常にあっている人が主人公だ。もっと他を探せば、推理小説の創元君とか、実用書の明日香君、地図の昭文君とかありそうだ。出版社によってカラーがあり、それをうまくキャラクタライズすることで面白い設定はできる。この本はそんなキャラクターをうまく作って、ちょっとした小ネタを続けることにより、全体が楽しい会話になっている。

ある意味、秋川りすさんの「OL進化論」にも共通するような軽くてちょっと怖いことも含んでいるが、楽しく読めるマンガだ。

こんなことは誰にでもできそうだし、学生時代にこんなバカ話をよししたような気もする。でもこんな風に4こまマンガで続けることはできないし、なんといってもやっぱり面白いことは間違いない。


coco / 早川書房(2007/09/07)
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タグ:Coco
posted by west32 at 16:53| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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